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아쿠타가와 류노스케(芥川龍之介)의 「야스키치의 수첩에서(保吉の手帳から)」에 관한 일고찰― 〈점심시간-어느 공상-(午休み-或空想-)〉을 중심으로 ― : One Consideration on at the Notebook of Yasukichi of Akutagawa Ryunoske

One Consideration on at the Notebook of Yasukichi of Akutagawa Ryunoske

초록/요약

本稿ではゲーテのファウストの台詞を入り口として「保吉の手帳から」のうち〈午休み-或空想-〉に再解釈を加えた結果、一見超現実の世界を描いているかのように見えた本テキストが実は芥川龍之介が属していた当時の文壇状況と彼の文学観をありのままに具現していることが分かった。その過程で芥川龍之介が当時の文壇の閉鎖性を批判的に捉えていたことが分かったが、このような文壇批評は彼の文学観に因るところ大きい。一貫的に「文芸の形式と内容は不可分の関係にある」といった文学観を持っていた芥川龍之介にとって、文学の「本質-内容-」は問わず、その「形式-文芸思潮-」のみで派閥を形成し、お互いに批判していた当時の文壇は当然批判の対象になったのであろう。ストーリーの次元では超現実の世界を見せる〈午休み〉はディスクールの次元では「文学とは何か?」と云うような文学の本質を語っている。テキストは本質は同じけれども外形は異なる「悪魔と同僚」と「錬金術と応用化学」、そして「蝶と飛行機」を羅列することで「文芸の形式と内容の関係」を語っているのである。又二匹の毛蟲に自分-蝶-の世界の物差しで人間世界の飛行機を準えるようにし、1920年代の文壇批評は勿論、「文芸の形式と内容は不可分の関係にある」という文学観を表している。これは本テキストが芥川龍之介の実際の経験-1916年から1919年までの海軍機関学校の頃のこと-ではなく、彼の作者としての最大の関心事である文学がフィクションに化したことを意味する。このようにゲーテのファウストの台詞を通して現実とフィクションが繋がっているところに於いて、そしてそれが文学のディスクールの場として働いているところに於いて〈午休み〉はメタフィクションの兆候を表したテキストであると云えよう。

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